江戸中期の瑠璃木瓜形長皿5客組です。ふっくらとした、ちょっと深さのあるお洒落な器です。瑠璃は彩度の高いお料理によく似合います。長皿は意外と使いがっての良い器です。18pあります。向付風にちょっとしたお料理を数種、姿焼風のお料理を、深さを生かしてスープの多いお料理等、豪華になります。瑠璃の発色は彩度を抑えた落ち着いた色です。淡い群青色という印象です。座りも全て良好です。

品 名

古伊万里瑠璃木瓜形長皿平向付

品 番 IM-03
時 代 江戸中期(1750-1780)
サイズ

口径 約18.2p(13.2)
全高 約4.4p(3.9)
底径 約8.6p

状 態 完品5枚組
価 格 SOLD

キズではありませんが確認戴きたい詳細:

1客:口縁に6oの釉下のシワ有

1客:見込に2oの釉切凹有

1客:口縁に10oの極細い釉下凹、高台畳付に10oの極薄い凹有

共に金縁斑漏れ・凹凸・ムシクイ多少

極小釉切・灰振・クッツキ・濃淡斑・凹凸・釉下シワ・釉スレ多少

(特に高台内側は釉切・濃淡斑・シワ・色斑も多め   (画像参照)

詳細はお問い合わせ下さい。

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江戸初期に日本で初めて磁器が生産され伊万里と呼ばれました(1610年代)

江戸時代に作られた伊万里全てを古伊万里と呼ぶことが多いです。
現在の佐賀県有田周辺で作られた日本初の磁器です伊万里港から出荷された事から伊万里と呼ばれました

江戸中期の伊万里は当時の高級品でした。
殆どの日本人が伊万里の存在さえ知らなかった時代です。
(当時の器は木製、漆器、陶器が主流、一握りの富裕層のみ使用)
後の時代の伊万里とはかなり違います。