古鍋島の変形皿といわれることもりますが、現在の分類は藍九谷と呼ぶのが一般的です。人気のある龍田川文変形皿です。元々は平向付として20客単位で出荷されました。白抜の紅葉は陽刻、薄ダミ濃淡を駆使しお洒落に仕上げています。裏文様は無く、古鍋島・松ケ谷の様な釉にぞくっとします。盛期の鍋島に受け継がれる技術が、この時代には完成していた事、僅かな期間の驚異的な技術進歩に驚きます。今後古鍋島の研究が進み、分類変更になって欲しい作品です。

品 名 藍九谷龍田川文変形皿
品 番 SL−06
時 代 寛文期
サイズ 口径 15.9cm(11.0)
全高 2.2cm(2.5)
底径 9.9.cm(6.2)
状 態 割貼り合せ補修
価 格  

詳 細

 

二つに割れた物を貼り合せ接着補修         (割部口縁に1oのホツの樹脂押さえ)         (割部横に巾20o程の貼り合せ有)

高台畳付に巾35oの薄い削げ・欠け有        高台畳付に巾2oの薄い削げ有             高台畳付の上に2oのホツ有

傷ではありませんが御確認戴きたい詳細

口縁に極小ムシクイ・凹凸多少             
極小灰振・釉切・濃淡等多少

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