松ケ谷系の古鍋島、色のない松ケ谷という感じですが、寛文から延宝期の藍九谷変形皿です。色がなければ松ケ谷に分類はされませんが、藍九谷の土、釉、呉須とは少し違います。この時期には後の盛期鍋島に受け継がれる技術が完成されていた事が解ります。器形も独特です。お洒落です。陽刻で大きな葉をつけた大根と瑠璃地のコントラストが絶妙です。葉の繊細な文様、透明感のある滑らかな釉にぞくっとします。少し高めの高台で実寸より大きく感じます。全面甘手ですが様々な様式が混ざり合った時代の銘品を是非コレクションに加えて下さい。今後の古鍋島研究の参考品としても価値ある変形皿だと思います。

品 名 藍九谷大根陽刻瑠璃地変形皿
品 番 SN−02
時 代 寛文期
サイズ

口径 16.0cm(12.7)
全高 3.0cm(2.8)
底径 9.5cm(6.9)

状 態  
価 格 SOLD

詳 細
                                

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