珍しい藍柿右衛門欽銘の大鉢です。私も初めてです。大鉢というよりも大きな深皿と見る方が自然です。見込に鳳凰と花を、縁に二重線描花唐草を繊細な筆で完璧に仕上げています。清朝の名品によく使われている文様です。最高に綺麗です。白磁部分が際立っています。側面には下方周囲に雪輪文を、雪輪から草花、松、竹、柳、芭蕉を優雅に可憐に描いています。完璧な薄ダミの技術に感動です。当時憧れの清朝の名品と和の極みを表裏に完璧に仕上げた作品だと思います。欽銘はやはり特別な藍柿です。気品にあふれていて引き込まれます。究極の藍柿右衛門を是非コレクションに加えて下さい。
品 名 |
藍柿鳳凰花松竹柳芭蕉大鉢 |
品 番 |
AK-03 |
時 代 |
延宝期 |
サイズ |
口径 32.0cm
全高 10.0cm
底径 18.5cm |
状 態 |
完品 |
価 格 |
SOLD
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見込み脇に2o程のクッツキ有、紅縁のついていない部分多少有、ムシクイの様な微かな紅アタリ有(キズではなく目立たず気にならない程度、画像参照)
画像撮影が下手ですいません。実際はもっと綺麗です。詳細はお問い合わせ下さい。