江戸中期末の表裏紋様大鉢です。内側には菖蒲・芍薬・牡丹を三方に散らし、見込にはアレンジした牡丹の花を薄ダミ濃淡を使いお洒落に仕上げています。裏側面には上部二方に鳳凰と牡丹・芍薬を大胆に描き、下方に根をはる菖蒲を描いています。全面文様の存在感に圧倒されます。江戸中期独特のふっくらした器形に気品があります。高めの高台、上手に多い文様も魅力です。文化文政期に近い江戸中期末の大鉢です。多少の濃淡はありますが上がり発色も綺麗です。土も釉も呉須もとても綺麗です。250年程前の大鉢を是非リビングに飾ってください。存在感に圧倒されます。
完品
見込に微かな凹凸多少有 (見た目には目立たず座りに影響無、画像参照)
側面に2o程の制作時の釉下のクッツキ凸有 (キズではなく目立たず気にならない程度画像参照)
微妙に真円ではないが大鉢で目立たず (口径差、画像参照)
表裏共に制作時の呉須散・呉須濃淡斑多少有 極小の灰振・釉切・ムシクイ・シワ・凹凸等多少有 (キズではなく目立たず許容範囲、画像参照)
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