珍しい初期柿右衛門、初期赤絵の五寸台皿です。一般的な初期赤絵とかなり違った文様です。初期伊万里のすぐ後、様々な様式が混ざり合う寛文期の台皿です。同時代の古九谷、金銀彩古九谷にも近い印象です。見込に桜散、周りに七宝繋、鍔輪
花縁に陽刻で牡丹を描いています。朱、黄、群青、緑、黒の五彩で繊細な文様を描いています。一風変わった色彩に惹き込まれてしまいます。黒と緑の強い色彩と、ふんわり浮かぶ可愛い桜花とのコントラストが絶妙です。高い高台が更に魅力を際立たせています。七宝文部は重ね焼きの砂高台になっています。高台の朱で描かれた圏線もいい感じです。

品 名

初期柿右衛門桜散七宝繋陽刻五寸台皿

品 番 KK-08
時 代 寛文期
サイズ 口径 14.8p
全高 2.6p(2.9p) 
底径 8.2p 
状 態 極小釉アタリ
価 格 ALL SOLD

詳 細
                                

鍔縁厚に3o、2oの釉アタリ有
(かろうじて爪にかかる程度、画像参照)

5枚有 ALLSOLD

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キズではありませんがご確認戴きたい詳細

鍔縁厚に極小のムシクイ・釉切・凹凸多数
(鍔縁外角ほぼ全体、窯中釉が弾けた状態)
(見た目には目立たず許容範囲、画像参照)

七宝文下に7o程の釉切
左右全高差多少、輪花縁成形ズレ凹多少
(座りに影響無)

極小灰振・釉切・凹凸・色スレ・スレ多少

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