側面を中心に7ピースの割れを貼り合わせ
(小さな欠損部有、画像参照)
全面甘手
ジカンは釉下に収まり表面にダメージ無
(ニューに近いジカン多少、釉下でダメージ無)
(甘手特有の黄染所々、気にならない程度) (画像参照)
キズではありませんがご確認戴きたい詳細:
口縁厚に2o程の製作時の凹有
(ホツではない、画像参照)
小さな色スレ・色削げ・色斑・クッツキ多少
(黒縁、紫・緑の一部)
極小灰振・釉切・凹凸・ムシクイ・シワ・釉溜・釉スレ多少
左右畳付がつく状態で中央に1o弱の隙
手前を押すと揺れ有
(薄いランチョンマット使用で解消する程度)
(高台畳付の金継が厚め、少し削ると解消)
詳細は御問合せ下さい。
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江戸初期に日本初の磁器が生産され伊万里と呼ばれました。
(佐賀県有田周辺で作られ、
伊万里港から出荷された事から伊万里と呼ばれた)
(1610年代)
古九谷は初期伊万里のすぐ後の伊万里、日本初の色絵磁器です。
驚異的な技術進歩により日本初の色絵磁器が誕生しました。
(染付は藍九谷、錆釉は吸坂、青磁釉・瑠璃釉・白磁は古九谷の名称を前後に)
(1640年代〜1670年代前後)
始まったばかりの色絵古九谷は、
国内の一握りの富裕層、諸藩の藩主や豪商達による大量需要により、驚異的な
進歩を遂げたと考えられます。
様々な技術や様式が生まれ、淘汰され、後の時代に繋ぎました。
古九谷のすぐ後の柿右衛門様式は、延宝期に確立されたと言われています。
柿右衛門様式の登場で古九谷は役目を終え終了します。
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