初期伊万里大皿を使いたい!!

美術館の初期伊万里大皿ではなく、“我が家の器”に加えて下さい。
23.5pの初期伊万里大皿、存在感は絶大です。
イベントの多い秋冬、スペシャルな器をお届けしたいです。

見込に可愛く笑っている花たちと蝶、周りに花唐草、ふんわり呉須と釉薬で優しく仕上げています。
少し深さのある八寸大皿です。
裏は初期伊万里に多い裏白、口縁二重圏線がいい感じです。
金継は完璧です。このままお使いください。

品 名 初期伊万里花蝶花唐草八寸大皿
品 番 SL−05
時 代 寛文期
サイズ 口径 23.5p(23.1)
全高5.3 p(4.7)
底径 8.7p
状 態 甘手・金継有
価 格 SOLD

詳 細
                                 甘手による極薄いジカン全面、黄染所々
(ジカンは釉下に収まり表面にダメージ無)
(指で弾くと低めの音)

鍔縁に巾35ox15oの金継
金継から30o強の極薄い釉下ニュー
(表裏に通るが釉下で収まりダメージ無、ジカンレベル)

傷ではありませんが御確認戴きたい詳細

左右全高差有、座りに影響無
極小灰振・釉切・凹凸・シワ・濃淡・ムシクイによるガサツキ多少

詳細はお問い合わせ下さい

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江戸初期に日本で初めて磁器が生産され伊万里と呼ばれました。

江戸時代に作られた伊万里全てを古伊万里と呼ぶことが多いです。
現在の佐賀県有田周辺で作られた日本初の陶磁器です。
伊万里港から出荷された事から伊万里と呼ばれました。

最初の伊万里を初期伊万里と呼びます。(1610年代)

初期伊万里の大きな特徴は、小さな高台、厚みのある器形です。
初期伊万里は生掛けで作られています。
(成形後乾燥、素焼無で絵付、乾燥後釉薬を掛け窯に入れる)
後の時代、柿右衛門様式の伊万里と異なり、ふんわりとした暖かみの
ある仕上がりです。

始まったばかりの生産技術は当然未熟でした。
轆轤の使い方、呉須や釉薬の精製方法、登り窯の温度調整等、初めて
の事ばかりで大変だったと思います。

窯中、呉須発色の不具合、釉薬と磁体の伸縮の不具合、温度調整の不
具合で煙が入ったり、器形に歪みが出たり・・・・等々

ただ、日本初の磁器生産に対する職人たちの強い気持が初期伊万里の
魅力になっています。
蒐集家を虜にした初期伊万里の魅力を感じて戴ければ嬉しいです。