見込に14p程表裏に通るニュー、かろうじて爪にかかる程度(裏は8p弱、ほぼ高台内)
表裏に甘手によるジカン有
表は所々、裏半分程はほぼ全面、他は所々
(ジカンは釉下で収まり表面にダメージ無)
縁縁6割程に、縁ジカン・ムシクイのガサツキ・釉切・凹凸有(縁ジカンは釉下、ガサツキの凹凸多少)
鍔縁に製作時の釉下シワ、表裏に通るがダメージ無
鍔縁に極薄い煙多少、目立たず気にならない程度
左右全高差有、座りに影響無、吾妻屋が下がり気味 月兎高め
極小灰振・釉切・凹凸・シワ・濃淡・呉須漏・ムシクイ多少
詳細はお問い合わせ下さい
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江戸初期に日本で初めて磁器が生産され伊万里と呼ばれました。
最初の伊万里を初期伊万里と呼びます。(1610年代)
初期伊万里の大きな特徴は、小さな高台、厚みのある器形です。
初期伊万里は生掛けで作られています。
(成形後乾燥、素焼無で絵付、乾燥後釉薬を掛け窯に入れる)
後の時代、柿右衛門様式の伊万里と異なり、ふんわりとした暖かみのある仕上がりです。
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始まったばかりの生産技術は当然未熟でした。
轆轤の使い方、呉須や釉薬の精製方法、登り窯の温度調整等、
初めての事ばかりで大変だったと思います。
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窯中、呉須発色の不具合、釉薬と磁体の伸縮の不具合、温度調整の不具合で煙が入ったり、器形に歪みが出たり・・・・等々。
ただ、日本初の磁器生産に対する職人たちの強い気持が初期伊
万里の魅力になっています。
蒐集家を虜にした初期伊万里の魅力を感じて戴ければ嬉しいです。
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